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かたわれの約束

この世における日常

地球交響曲第8番

2015.09.17 (Thu)
地球交響曲第8番を視聴しました。

今回の地球交響曲は樹がテーマ。

伝統的な能面製作の様子、
ヴァイオリン名器の修復作業の様子、
気仙沼の牡蛎養殖を通して森と海の関係性について描かれていました。

能面製作は工程毎に神社で儀式を経たり、ヴァイオリン修復も何日も時間をかけ丁寧に作業が行われる様子が伝えられていました。
携わる人達は皆、樹に対して畏敬の念を持って接し、その姿勢に心を打たれました。

また、
森と海の関係について表した本、
「森は海の恋人」という本
の英語訳について良い言葉が
なかなか見つからないでいたところ、

皇后陛下より long for
「お慕い申し上げます」の言葉のご提言があったというエピソードが印象的でした。

私が地球交響曲を観る理由は、

普段思っている価値観、例えば何気に買い物するものの選択や、自分に与えられた時間の使い方などについて、果たしてそれはこの世界の本質に沿ったものなのか?自らに疑問を投げかけることがあります。

この世界は宇宙があり、自然があり、わたしたち人類がいる。
これは曲げようがない事実で、
宇宙からの声に耳を傾けて、行動し、深い賞賛を受けている人について勉強して、少しでも本質的なものに近づきたいと思っているからです。

上映後、
龍村仁監督の講演会もあり、
立ち上げた当初の苦労話や、
最近の出来事などを聞くことが出来ました。

地球交響曲に出演されている方達は、
とても素晴らしく、そうした方達との出会いについても触れられていました。
自分の目的意識が同様の価値観であれば、自然に引き合わせが起こる。

私達はそういう宇宙の意志の中で生きているということになりますね。

大いなる可能性を秘めた素晴らしい世界に生きていることに感謝して、
日々過ごして行きたいと思います。