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吉田泰士建築研究室 ローコスト住宅 自由設計 北海道 一級建築士事務所 不動産

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地盤調査の実際

2014.11.02 (Sun)
「半自動」と「全自動」の違い

住宅の地盤改良の必要性の調査として、
スウェーデン式サウンディング試験が
広く用いられております。

しかし、
スウェーデンサウンディング試験の方法にも種類が
あることは、あまり知られていないのではないのでしょうか。


スウェーデン式サウンディング試験とは、
ロッドを地中に挿入し、荷重を加えて25cm沈むまでに掛かった回転数で、
地盤の強さや土質について調べる調査方法です。

「全自動機」は、
回転・載荷・試験記録全てが機械式に自動で行われます。

例えば、
25cmの中のごく一部に何らかの空洞が存在した際、
当該25cm間は全体が軟弱地盤として扱われます。

「半自動機」は、
回転のみが機械式に自動で行われます。

載荷や試験記録は調査員が行うため、
調査員の技量が重要になります。

このため、
住宅地盤技士による調査が奨励されております。

25cmの中に何らかの空洞が存在した場合でも、
それが一部のものである場合には、平均して地耐力を算出します。

全自動方式は安全側に働く為、
地盤改良工事を行う旨の判定は、
半自動方式に比べ、出やすい傾向にあると言えます。

場所によっては、
1件100万円近く掛かることもある「地盤改良工事」
その是非を問う、地盤調査の方法から、
方法を見定めて遂行したいと考えております。


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全自動機による地盤調査の様子

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半自動機による地盤調査の様子

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住宅地盤技士