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「夕張シューパロダム」

2014.08.07 (Thu)
夕張シューパロダムは
夕張岳の麓にあるダムで、

ここからの川の流れは、
栗山町あたりを経て、
石狩川にまで流れている。

現在工事中とのことでしたが、
北海道開発局が、
見学を広く受け入れている様子なので、
訪れてみました。
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「管理棟」にて、
ダムに関する展示と、
ガイドによる説明を
受けることが出来て、
素人でも、親しみ易かったです。

夕張シューパロダムは、
現在試験湛水中の状況で、
IMG_20140806_160215[1]
完成すれば、
貯水面積国内第2位、
貯水量国内第4位と、
規模の大きいダムとなります。
IMG_20140806_160554[1]

これまで、貯水の役割を果たして来た、
「大夕張ダム」の手前に、
更に大きいダムを築造する方法が取られています。

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目盛りの黄色い部分、
満水ラインまで水を貯水し、
水漏れが生じないかをチェック
する予定との事です。

ここへは数多くの見学者が訪れており、
多い時には一日に約300人もの来場があるそうです。

シューパロダムには、
世界的にも貴重な構造物
「三弦トラス橋」
が沈んでいます。

来年1月中頃に、
一旦ダムの水を排水する際を最後に、
もう2度と見ることが、
出来なくなると聞きました。

ダム拡張に伴い、
暮らしていた町を後にした住民も、水没する様子を
愛しげに見に来ていたといいます。
IMG_20140806_165143[1]
写真に写る、水面の下には、集落がありました。
名残惜しそうに樹木が見えております。

なぜ、規模の大きいダムが、
必要なのか。

その理由は、
水害対策と生活用水の確保の為。

過去、
昭和56年の大雨時に、
夕張川下流、江別市などで、
河川の氾濫により、甚大な浸水被害が起きた。
この時は、
「大夕張ダム」の治水能力を超えてしまったといいます。
IMG_20140806_160309-1[1]

現在、夕張川下流域には、
200万人規模の住民が暮らしています。
現在、同様の水害が起きたら、
当時以上に大変になるでしょう。

完成後、シューパロダムは、
昭和56年に起きた大雨に充分耐える規模のダムとなります。

完成後の「水力発電能力」は、
2万6千世帯分をまかなうことが出来るそうです。

「ダムカード」をゲット!
ここに限らず、
国土交通省管轄のダムでは、配布されているようです。
集めているマニアも居るとか居ないとか。
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大夕張ダムが写っている建築中のものは、
「今」でしか貰えないとの事で、ちょっと嬉しいでーす。

今回は私たちの街の「治水」について、
具体的に勉強させていただました。

下流域に市街地が発展し、
人口が増えると、
治水する必要が生じてくる。

人の暮らし、市街地計画が、
ダムの建設に繋がってしまう部分もあるでしょうか。

難しい問題です。


勉強の後は・・・、

夕張のソウルフード、
「カレーそば」をいただきました。
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麺にしっかりとスパイスの効いたスープが絡まり、
とっても美味しかったでーす!
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