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江別の歴史

2014.06.03 (Tue)
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江別について知るために、
江別郷土資料館を訪ねた。

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江別は煉瓦の街として有名だ。
煉瓦の原料である粘土を豊富に含んだ土壌を持ち、
今も北海道で使われる80%以上の煉瓦は江別からのものである。


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その歴史は、遡ること1世紀~6世紀の中ごろ。
江別を中心とした石狩低地帯において、独特な土器文化を生み出し、
全道や樺太・東北地方まで波及した文化があり「江別文化」と呼ばれていた。


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北海道で唯一、江別と恵庭から古墳が発見されている。
これは「北海道式古墳」と呼ばれ、北海道が蝦夷地だったころに、
律令国家との交流があったことを示している。


江別発祥の地は対雁(ツイシカリ)といい、石狩川のほとりにある場所に、
明治4年に開拓使が入植した歴史があります。

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ここには樺太アイヌが強制移住させられた過去がある。
30年間も希望しないこの地に住まわされた上、
病気が流行って死者が多く出たりしたという悲しい過去があったようです。

札幌が生活圏の私は、江別では大麻あたりが身近であった。
歴史を知ると、石狩川沿いから発展したことが分かり、
市役所等がこのあたりに位置していることに納得がいきます。

札幌市には雁来(かりき)という地名がある。
これは対雁の住人が札幌に来て村落を作ったことに由来しているようです。
色々繋がっていますね。


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「蝦夷地山川地理取調図」
松浦武四郎が蝦夷地を探査して作成したもので、アイヌの地名が記入されています。
コトニやシノロ、サッポロなど、現在も地名になっているものも数多くありました。
そして、松浦武四郎が「北海道」の名付け親だったことを知りました。
氏の記念館が三重県にあるそうなので、近々に訪れたいと思います。


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昭和の初め頃まで、石狩川は航路として使われ、
外輪船が運航していました。
いま、石狩川を眺めても、走る船は見ることは無く、少し寂しい気持ちです。

江別は、
農業・畜産のみならず、煉瓦等の窯業や製紙業の産業が盛んで、
地域経済の発展に繋がっております。

江別は、新しい街という先入観を持ってしまっておりましたが、
調べてみると、蝦夷地時代に遡る、かなり古い歴史があることがわかりました。


今回動いて得た知識を、
不動産取引の場で活かしていきたいと思います。