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吉田泰士建築研究室 ローコスト住宅 自由設計 北海道 一級建築士事務所 不動産

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マイホームセミナー の記事一覧

マイホームセミナー登壇

2018.07.21 (Sat)
一人でも多くの方に 安心で健康的で低コストな住宅に住んでいただきたいという思いから
定期に開催させていただいております

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今回はリンナイさんのショールーム施設をお借りして
開催させていただきました

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途中
きのとやさんの低糖質スイーツタイムを設け
この時は
お連れのお子様が大変喜んでくださっていました
・・・通常のケーキですと糖分について心配になる所ですが
低糖質なので安心です
こうした姿勢で建物も提供して参りたいと思います

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北海道でも梅雨のようなジメジメした気候が生じるようになり
今後ますます湿気対策が必要になるのではと考える今日この頃ですが
リンナイさんのショールームには
ガスの衣類乾燥機があり
この辺り大変魅力に感じました

また次回も
有益な情報提供に
務めて参りたいと思います

二重断熱の有効性

2018.07.05 (Thu)
木造住宅において
長期優良住宅・省エネ等級等 
性能の高い断熱材を「厚く」設計することで
断熱性能はあがります
しかし
実際住んでみて「寒かった」という事例が数多く散見されています

その理由はいくつかあるのですが・・

今回は
理由のひとつを取り上げさせていただきます
本当に住んで暖かい家はどのような構造をしているのか

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通常の外壁断熱構造を示した図です
木材は熱を通しやすい(断熱材の1/3~1/4程度)性質を持つため
冷気が通り抜けてしまいます
これではいくら性能数値が高くても体感的には寒くなります
Q値が良いのにどうも寒い・・
などという場合はこの点が大きいと考えられます

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二重断熱した外壁の例
弱点部分である木材部分の外側が
サブ断熱材にて有効に保護されているため
体感的にも暖かくなることを確認いたしました

二重断熱自体は
それほどのコストUPにもなりませんので
ぜひ採用してはいかがでしょうか

月々いくらまで借りられる?

2017.03.25 (Sat)
ライフプラン
現在銀行はカードローンに積極的になるほどお金を貸したい状況ですね
年収400でも3000万程度 月々返済9万くらいの融資が全然通っていますが
本当に大丈夫なのでしょうか

モデルケースで試算してみましたが
月々7万円の返済でも ご主人のお小遣いは1万円程度となり
かなり厳しいですね

月々7万円ですと概ね2300万円の融資金額となります

つまりあまり無理をして建てると
後々大変になってくることは目に見えています

つい大盤振る舞いしたくなるのがマイホーム
生活破たんをきたすリスクは
少しでも軽減してほしいと思います

講師デビュー

2016.11.21 (Mon)
チラシ表面
先日
北海道住宅新聞社様主催の
マイホームセミナーにて
家づくりの前にチェックしておくべき事項について
講演をさせていただきました

完成見学会以外の場で
家を建てようとしている方の為に
情報提供していく必要性を感じ
自ら講師として話す決意をしたのが
いまから3年前
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機会の毎にちょっとした訓練を重ね
ようやくこうした場所に立つことが出来ました


②ショールーム外観(夜景)
会場のリンナイショールーム


講演途中に
スイーツタイムを設け
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料理研究家・白井奈美さん手作りの
ハスカップスイーツを提供

また
あつま町のハスカップ農家
土井農園の土井 元さんが
ハスカップについて紹介してくださり
割と難しい話の講演内容が中和されて
とても良かったです

今後は2~3か月に一度
家づくり関する話題を提供して行きたいと
考えております

杭を打つと「クイ」が残る?

2015.06.05 (Fri)
近年の住宅の地盤改良は、
「既成コンクリートパイル」の技術が進んだ為、
多くの住宅の地盤改良ではコンクリートパイルを
地盤に打ち込んで建てられている現状があります。

一昔前は、
こうしたコンクリートパイル自体が存在していなかった為、
現状の建替え物件の土壌について、
地中に地盤改良杭が刺さっているケースは
築浅物件の建替えを除き、
ごく稀なことだと思われますが、

私は、
この地盤改良杭が、
将来私たちの事を苦しめることになるのではないかと
考えております。


現在、「解体更地渡し」といって、
古くなった家が残ったままでは、
買主が解体費用を負担しなければならず、
これでは買い手がつかないため、
売主が解体費用を負担して引き渡す販売方式として
解体更地渡しは現行の不動産流通の中では多いです。


質問ですが、
いま、皆さんが建てた家が、
遠い将来に「解体更地渡し」をする必要が「無い」と言えるでしょうか?

もしそうなった場合、
地盤改良杭を残したまま引き渡すと「地中障害物の瑕疵」が発生するため、
地盤改良杭を引き抜いて、土で埋めて、引き渡すことになります。
地盤改良杭の引き抜きは、ケースによっては「300万円以上」掛かる場合もあり、
せっかくの不動産売却も手元に残る資金がごくわずかという悲しい状況も想定できます。

新築時

解体時

解体後2

一昔前までは無かった地盤改良杭
地盤が悪い地域において、地盤改良杭を打ち込まなくても、
不動沈下せずにちゃんと建っている家はたくさんあります。

また、最近は、
コンクリートパイルに依らない、
天然砕石パイル工法が普及しだしており、
将来の地中障害物への配慮から、
採用が増えているといいます。
参考:天然砕石パイルハイスピード工法のホームページ

・・・杭を抜いた地盤は安全?

杭を抜いた後は、空洞になってしまうため、
土を埋めて締め固めることになります。
人為的に埋め戻した地盤は長年「自然の力」で締め固められたのと比べて、
かなり緩んでしまうのではないかと考えます。

普段行っております基礎の工事でも1mほど掘削し、埋め戻しして締固めますが、
引き渡しして一年後くらいに降雨などが原因で、部分沈下することが多く、
これより何倍も深い(3m~20m)杭の埋め戻しが、安全とは言えません。

人為的に埋め戻した土地に、
再建築するための地盤改良杭の打ち込みを行ったときには、
杭の周辺地盤の圧力が低下していると考えるのが適切だと思われます。
この圧力低下を地盤調査で確認することはまず不可能だと思います。

杭引き抜き
杭引き抜きの状況

引き抜かれた杭の様子
引き抜かれた杭の状況

結論として、

個人的な主観ですが、

住宅ローンを組んで建てる家、
その後何世代も住み継ぐわけでは無い家、
は将来解体更地渡しの可能性が十分考えられるため、
地盤改良杭の打ち込みは出来るだけ避けた方が良いと考えます。


・・・アメリカの先住民族は「三世代先の事を考えて物事を決める」と言う話を聞いたことがあります。
現在の新築の地盤改良は、三世代先のことまで考えていると言えるでしょうか。

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