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吉田泰士建築研究室 ローコスト住宅 自由設計 北海道 一級建築士事務所 不動産

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建 築 の記事一覧

基礎図面フリーハンド

2019.04.12 (Fri)
見積用の基礎図面です

土間下の砕石層については沈下しずらいよう
盛り土無しにて検討・調整いたしました

家屋部分の布基礎には
鉄筋の施工精度が高めるため 基礎下に捨てコンクリートを設定
車庫部分は
住宅ほどの精度は必要ないと考え
砕石のみの設定といたしました

打ち放し壁の箇所については
良い品質の仕上がりとするため
200mmの厚さを確保いたしました

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シアトル公共中央図書館

2019.01.03 (Thu)
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特徴的な外観 入口部分が欠きこまれた形状の為 雨が多いシアトルでは濡れずに出入り出来る

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12月の15時過ぎと暗くなる時間帯だが一定の明るさを保っている
こうしたガラス張りは日照時間が短い地域には適していると言える

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昇降設備関係はイエローで表示されており 来館者もわかりやすい

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パンチング素材や グレーチング素材や鋼板等をそのまま仕上に使用しており
低コスト設計となっている

誰でも自由に入館することが可能なため
ホームレスが割と多く座席に座っていた



シアトル高級住宅街の外観と外構

2018.12.31 (Mon)
シアトル市高台に位置する高級住宅街を散策
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マンサード屋根と切妻屋根の組み合わせが特徴的
屋根(アスファルトシングル葺き)部分に窓開口配置
外壁仕上 石張りとモルタル塗装仕上げ

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道路から上がった土地
庭を段々状にして設けることで 威圧感を抑えることが出来ている

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屋根 丸い形状のものは明るさ確保のための簡易天窓部材となっている

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建築中住宅
仮設足場は枠組み足場に木の足場板を組み合わせたやや心配なつくり

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北海道にもありそうなモダンな外観の建物も
少数ではあるが見かける こうしたデザインは
現地では最近注目されているようだ
3層にわたって「コーナー窓」とは
地震が無い地域ならではのことかも知れない

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外壁下部レンガ調 上部モルタル塗装に付け柱

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外壁 ウッドシングル葺き素地

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屋根を何層にも重ねて水平ラインを強調している
外壁下層に木板下見板張り 上層はチューダー様式としている

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外壁下層は石積み調タイル 中層はサイディング塗装 上層はウッドサイディング塗装仕上げ
軒天井には化粧垂木 外壁には付け柱 窓まわりには化粧枠が設置されている 

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重厚感あるレンガ調タイルの外壁

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どの家の庭木・芝もキレイに刈り込まれている

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外壁下段はモルタル塗装上段はウッドシングル葺き

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外壁ウッドシングル青系塗装に白い窓枠の組み合わせ

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外壁レンガ調タイルの家 玄関ポーチ部分フルーテッドコラムと鋳物格子が感じ良い
窓枠が軒天井まで達しており重厚感ありながらもスッキリした印象

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マンサード屋根の一部に外壁を覗かせた意匠が特徴的

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外壁下段 サイディング塗装 上段 ウッドシングル塗装
軒下すぐに水平モールディングを配置しスッキリした印象

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本屋根と下屋根・外壁下段サイディングにより水平ラインが強調されている
窓のヒシ格子はオシャレな印象

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角地の建物 各面にファザード的要素を設けている
軒の高さを窓高さより深く設定することで スタイリッシュな外観となっている

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角地の建物 正面には玄関ポーチ部分 サイド面にはバルコニーと
凸部を有効に各面に設けている 
垂木を表すことで 外観のアクセントにするととともに屋根を薄く見せる事に繋げている

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要人が住んでいそうな建物
シンプルな形状シンメトリーな外観 
重厚なレンガタイル屋根の下部モールディングを回しシャープな印象を与えている

近年提案している外観は
ガルバリウムメーカー品オンリーであった 
外部デザインについて種々工夫され結果として不動産価値にも貢献している点を拝見し
よりよく見せる工夫は今後当然に行っていくべきものとして考えるきっかけとなった

また 高台は高低差が生じ これが建築コストに影響する面があるが
大がかりな土留め等を設けず 樹木や積み石などで高低差の処理をされ
良好な市街地を形成している点は 是非見習わせていただきたいと思う

シアトル郊外都市の住宅について

2018.12.31 (Mon)
ここはシアトル中心部から約60キロの住宅街
クライアントがこちらにお住まいになっており ご厚意で見学させていただけることになりました

海外住宅ツアー等とは異なり
「実際の暮らし」と住宅の関係について知ることが出来る大変良い機会です

見学した住宅の一例
インナーガレージ2台 1階は広いLDK+トイレ 2階はセカンドリビング+寝室+洋室×2+バスルーム×2+ランドリースペース
と広い住宅
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外壁はサイディング材に塗装 屋根はアスファルトシングル葺

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広い庭 敷地面積100坪はあると思われる
どの家も庭はキレイに維持されている 草刈り機などの置き場も必要になる

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散水栓:建物と離して設ける日本とは違い外壁設置となっている
2箇所+庭面には維持管理用スプリンクラーが設置されている

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電気メーター

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ガスメーター
シアトル近郊はガスパイプラインが整備されており
殆どの住宅の暖房・調理にガスが使用されている
地面付近に設置されているのは雪が無いためだろうか?

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ガス空調機と給湯器
割と広いスペースが必要

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キッチン
電子レンジ・ガスオーブン・食器洗い乾燥機が標準的に装備されている

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台所下部
ディスポーザーと浄水器が格納されている
交換はDIYで行う
ディスポーザーは性能の高いものは 鳥の骨なども砕いてしまうようだ

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暖炉 ほとんどの住宅に置かれている 熱源はガス
右手のスイッチで点火・消化が可能

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隣地との境
塀などはあまり設けず
植栽で区切るケースが大半 植えられているのはヒバ

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ランドリースペース洗濯機と乾燥機が置かれている
「室内物干し」による湿気の放散は殆どないと思われる

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バスルーム シャワー・洗面コーナー・トイレと同一空間 寝室に隣接
ライフスタイル的にはシャワーの使用頻度が高く バスタブはあまり使用しないようだ

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空調吹き出し口床面 吸い込み口は天井面に設置 

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1階トイレ 洗面台が設置されているが 手洗いとして利用

当住宅は築約18年で 5年程度前に購入した段階では三千万円代前半であったが
現在の不動産価値は五千万円を超えるとのこと
私は日本との不動産価値観の違いに驚いたが
住宅は購入したら価値が上がるのが当然らしい
売買する際は インターネットサイトにて自分で登録
担当が付き 室内の家具備品のレイアウトを行い写真撮影等を行い
サイトに掲載 仲介手数料も数パーセント安くなるようだ

住宅全体の印象
地震が無く・積雪もない為 上下階の乗っかりについてはあまり気にしなくて良く
梁成に対しスパンも広く取れる印象
(通常3640mmの床厚で5000程度は取っていた)
構造はツーバイフォー工法

1階の天井高さは3000mm 2階の天井高さは2425mm 
窓は樹脂窓ペアガラス 上げ下げ窓や引違窓を多用
軒下すぐに窓があり デザイン性は良いが
屋根部分断熱厚は殆どの住宅においてあまり確保されていない様子

床は1階にはオーク系のフローリング材
階段から2階にかけて 厚手のカーペット敷設
壁天井はバスルームを除き塗装仕上げ
(適時DIY[で色を変えたりして生活している)

靴で生活している印象があったが
現地では玄関から入ってすぐのところで靴を脱いで生活されていた
玄関には日本のように上框が無いため
マットを敷いてそこで靴の脱ぎ履きを行っている

雨天が多く 日照時間が少ないため
天窓を多用している 

何故住宅が短命な北海道に比べ
現地の住宅は長期にわたって価値があがるのか?

ツーバイフォー工法が持つ気密性と
空調機による換気暖房が標準的に備わっており
かつ 
室内干しをしないなど 湿気を発しないライフスタイルもあり
結露・カビの発生が抑えられる点にあるのではないのだろうかと推察する

全館暖房と常時換気は北海道でも施工しているが
空調機は普及していない
常時換気が寒いと止めてしまうケースも散見されるため
今後空調機の対応を検討したい

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また 
この地域の古い住宅(築50年前後と思われる)は平屋建ての家が多いとのこと
平屋の外観デザインはとても難しいことを理解しているが
現地の住宅群はどれも屋根の形状やポーチの取り方などに工夫がみられ
良くデザインされているものが多かった
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厚真町 土砂崩れ現場

2018.11.24 (Sat)
胆振東部地震において大きな被害があった
厚真町 土砂崩れの現場を訪れた

被害を受けた木造家屋は殆ど全壊状態でした
「人命を守る」という建築最大の目的がなす術もなく崩れてしまった
現場を目の当たりにし言葉を失いました

今回の土砂崩れは 
過去に起きた噴火の火山灰層が降り積もった地層から崩れました

火山灰はサラサラしていて水はけが良く扱いやすいため
建築の埋め戻し等においてもよく使用している土です
年月の経過と共に周辺土との定着(一体化)が進行すると思われていましたが

木が生えて数十年の時が経過しても本来土との定着(一体化)がされていないことが
今回の現象から知ることが出来ました

2018-11-24 (1)
土砂崩れ前の様子①(Googleマップ画像)
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①土砂崩れ後 穏やかな佇まいが無くなってしまっている

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土砂崩れ前の様子②(Googleマップ画像)
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②土砂崩れ後 一部の家屋が見えなくなっている

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土砂崩れ前の様子③(Googleマップ画像)
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③土砂崩れ後 以前の地形は想像できない状況になり家は道路ギリギリまで押し流されてしまっている

昨今 
住まいの多様的な価値観や都市部の宅地不足の要因から
自然風景や地形を取り入れた個性的な立地を求められる状況が多くなってきておりますが

今回の事故を教訓に
建築地周辺の土質形成について詳しく調査するべきことと
埋め戻し土に摩擦が起きる恐れのある場合においては
埋め戻し土に普通土を用いる選択肢を持っておかなければならないという点について
留意して今後の住宅設計に活かして参りたいと思います
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