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吉田泰士建築研究室 ローコスト住宅 自由設計 北海道 一級建築士事務所 不動産

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基礎断熱か床断熱か

2019.04.13 (Sat)
基礎断熱の問題点について
やっと記事になったと感じています
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胆振東部地震の倒壊の要因に白アリという
衝撃的な内容です
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基礎断熱_ページ_2

基礎断熱の特徴は
床下に冷気が侵入しないため
1階の床面の温度が温かく快適であるが
床下の湿気バランスが崩れるとカビが発生しやすく
これらが換気により室内に吸い上げられていることになりますが
その人体への影響については検証されておりません
また、木構造で最も大事な部材である土台と基礎が「密着」しているため
この土台の内部で腐食が進行しても判別が難しいです
(土台は腐食が進行しても取り替えは出来ません)

基礎断熱_ページ_1

一方、床断熱は
「床下に風を通す」ため床下に湿気が生じても
カビたりする危険性が少ないです
当然土台の下部に空間があるため
土台の乾燥も常に保つことが可能ですが
床面の温かさや床下の配管の凍結防止性については
基礎断熱に劣っています

私は
気温の上昇や起きている事象に伴い
この床下の断熱構造について
都度研究・実施・改良を繰り返して現在に至っております

遡ること
2002年頃から基礎断熱両側にて設計施工していましたが
2009年頃からは北海道でも気温が高くなってきたのを感じ
また札幌市内でも白アリの被害が散見されてきたこともあり
基礎断熱材を内側のみにする工法としました
基礎断熱_ページ_3

基礎断熱の住宅においては
適切な通気乾燥養生にもかかわらず
施工中の床下の湿気が逃げず
1階床合板の裏側に多数のカビが生じやすい事実を確認しました

よく「三種換気ダクトを床下に入れておけば問題ない」という技術者が多いですが
自身半日近くの時間、床下に潜りカビの発生状況をこの目で見て
床下の空気が動いているのはごく一部であることを確認しました

また基礎断熱の経年確認において
床下のコンクリート表面に埃の膜が生じているのを確認しています

これらを何度も確認してきた経緯から
2014年からは基礎パッキン工法による床断熱を標準にてご提案することにしています

また
注文住宅のお客様には
基礎断熱・床断熱双方のメリットデメリットについて
率直に解説し
お施主様ご自身の意見も取り入れた上で
床下の設計に取り組むように心がけております

基礎図面フリーハンド

2019.04.12 (Fri)
見積用の基礎図面です

土間下の砕石層については沈下しずらいよう
盛り土無しにて検討・調整いたしました

家屋部分の布基礎には
鉄筋の施工精度が高めるため 基礎下に捨てコンクリートを設定
車庫部分は
住宅ほどの精度は必要ないと考え
砕石のみの設定といたしました

打ち放し壁の箇所については
良い品質の仕上がりとするため
200mmの厚さを確保いたしました

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デザイン性を追求した末路

2019.04.01 (Mon)
うわあーっ!家が泣いている
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軒の出を無くし
デザイン性が良くしたと思われる住宅
築十年ちょいでこの状態に・・・

これだけの水量が壁を直接つたっていることによる
開口部分からの漏水が心配なことと

二十年以上は持ちそうな外壁塗材ですが
見るに堪えないほど汚れてしまっており
今後どうされるのでしょうか??

軒の出ゼロは確かにスタイルが良いですが
やはり軒はあったほうが建物の耐久性には良いと思います

天井断熱 点検口

2019.03.02 (Sat)
高断熱住宅の天井断熱天井点検口
蓋を開けるとはめ込んであるグラスウールから
水が滴り落ちて(゚д゚)きました

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雨漏りか?
と思い天井裏を除きましたが
違うようです

どうも
点検口が断熱気密用のものを使用していない為
家の湿気が流入w(゚o゚)wし
断熱材に染み込んでしまっている印象でした・・・

トイレの排水つまり

2019.03.02 (Sat)
新築計画段階は「あまり気にしないでトイレの位置を決めてしまう」
という方が多いと思いますが 後から大変(゚д゚)なことになる可能性があります

今回トイレの排水が詰まりお困りの住宅を訪問
排水で一番つまる可能性が高いものはやはりWCからの排水です
トイレットペーパー等固形物を流すわけですから

概要
状況的にトイレからの排水が敷地を横切るような配管が施されており
排水本管までの到達距離が大変長く、途中で勢いがなくなって(;_;)いました

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〇印が中継ます①

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中継ます①の内部
キレイに水が流れていました

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中継ます②の内部
ここへたどり着く段階で
水の勢いはかなり弱くなっていました
チョロチョロといった感じです

新築当初はもちろんこうした問題は起きませんが
年数の経過と共に地面も沈降するため
埋まっている排水管の水勾配にも影響するかと思われます

やはりトイレは道路側へ配置し
公共桝へ向かって最短ルートとすべきでしょう
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